【番外編】ARCANA RADIO vol.23

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ARCANA RADIO
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~ 悪夢再び? ~ (約2,900文字)
出演者:c_raymond_01.jpg c_riza_01.jpg c_tohda_01.jpg




レ「金曜日の夜8時になりました、皆さんこんばんは。
  レイモンドです」
リ「リーザだ。よろしく」
詩「詩人でsu」

レ「さてさて今夜も始まりました、ARCANA RADIO 23回目、
  次元のハザマの某ローカルなキーステーションから
  謎の周波数、収録放送(予約投稿)にてお送りしております。
  今夜もどうぞ最後までよろしくお願いいたします。」

リ「今日は、机の上がやたらと賑やかだな」
レ「ああ。少し早いけど、ケーキを作ろうと言う企画らしい」
詩「ケーキですka……」
リ「去年は散々な物になったな…そう言えば……」

(昨年→「ARCANA読み切り番外編 ~白い魔王~」)

レ「ああ……。
  暫く思い出したくなかったんだが、今年もそんな季節になったみたいだ。
  今回は俺が一人で作るから二人は喋りながら見ててくれ」
詩「そうなんですka?
  ちょっとつまらないですne」
レ「またあんな悪夢を見たいのか?」
リ「わかった。今回はおとなしくしよう。
  しかし、ここではスポンジを焼いたりは出来ないんじゃないか?」
レ「ああ。だから今回は、既にあるスポンジと、塗るだけのクリームだ。
  甘さも軽くついてるらしいから、そのまま使ってみよう」
詩「思いっきり手抜きですne」
レ「収録時間の関係も有るからな。
  それで、どんなケーキを作ろうか…とか考えていたんだけど……」

リ「ちょっと変わったのがいいな。
  プロデューサーの国で見た、
  抹茶を混ぜたクリームと、間に餡子を挟むとか?」
レ「うーん……それはそれで美味しいかも知れないけれど
  今回は餡子は無いなぁ……。」
詩「唐辛子で赤く染めてみるでsu」
レ「また危険な物を……(苦笑)
  前回ので懲りてないのか」
リ「ああ、最後にたっぷりと酒をかけるのもいいな!」
レ「……酒からは離れてくれ(苦笑)
  わかった、それも俺が決めよう……」


レ「では、早速作り始めましょう。」
リ「まずはケーキの中ほどにクリームを塗る作業からだな」
詩「見てるだけですka……」
リ「結局何にするんだ?」
レ「今回はシンプルにしてみようかと思うんだ。
  ココアパウダーでビターな感じにしてみようかな?
  甘さ控えめのチョコレートクリームも有るから、
  そっちを使ってみようか」
詩「びたー ですka……」
リ「なんだか不満気だな」
詩「もうちょっと華やかな感じがいいでsu~~~」
レ「うーん……じゃあ、その上に、食用の金箔を散らしてみるか?
  最後にホワイトチョコレートで軽く飾りも付けるとか。」
リ「おお。それは豪華だな!」
レ「じゃあ、決まりだな。
  ……ああ、でも金箔が ここに無かったか……。
  すまない、ちょっと取ってくるから、話を続けていてくれ」
リ「わかった。」

(パタン とドアのしまる音)

詩「姐さん、飲み物はどうするですka?」
リ「ああ、飲み物も必要だったな。
  ――わたしも取りに行ってくるか。
  すぐ戻るから、それまで一人で喋れるか?」
詩「大丈夫でsu」
リ「わかった。じゃあすぐ戻る」

(パタン とドアのしまる音)

詩「…………。
  無防備にも二人とも席を外しましたne。
  ふっふっhu……ここからは摂生の独壇場ですyo……」

(ガサガサと隠し持っていたビニール袋の音)

詩「視聴者の皆さんha
  普通のケーキでwa、つまらないですよne……。
  こうやって、中にクリームを塗った後に、一角だけni……
  『わさび』wo……」

(チューブわさびの蓋を開ける音)

詩「……たーっぷり乗せte、上にスポンジを乗せたら目印に――」
レ「悪い、待たせたな! 金箔持ってきたぞ!」
詩「――waっ!?」

(ばふっ! とスポンジを乗せる音)

レ「うん? 何をしていたんだ?」
詩「じ、時間が空いてしまうのde、間のクリームだけ塗っていたですyo」
レ「ああ、そうだな……。
  収録のカットはしないみたいだから、そのほうが良かったか。
  ……あれ、ところでリーザは??」
リ「シャンパンと、アルコールなしのシャンメリーを持ってきたぞ!」
レ「ああ、飲み物を持って来てくれたのか。
  ありがとう、じゃあ続けよう」
詩「…………。」
レ「ん? どうしたんだ?」
詩「いe、楽しみですne――」
リ「今年は大人っぽいケーキになりそうだな!」
レ「よし、一気に仕上げよう」


レ「……という事で、次は側面にクリームを――」

(クルクルと皿を回しながらクリームを塗って行く)

詩「…………。」
リ「どうしたんだ?
  そんなに心配そうに見つめて」
詩「いe、なかなか上手ですne」
レ「あんまりやったことないけど、何とかマシに塗れてるかな?
  ……じゃあ、上にもクリームを塗って――」
詩「…………。」
リ「今回は すぐにできそうだな。
  その間にわたしはグラスに注いでおくか」
レ「ココアパウダーを篩(フルイ)でふるいながらサラサラと……」
詩「……ぼそ。(どこに入っていたのか全然分からなくなってしまったでsu)」
レ「ん? なんか言ったか??」
詩「何でもないでsu~~~♪」
レ「そうか??
  じゃあ、仕上げに金箔を散らして……と。」
リ「おお、綺麗だな!」

レ「最後にホワイトチョコレートの飾りを乗せて……。
  よし、完成!」
リ「今回は無難に出来上がったな。
  なかなか美味そうじゃないか、早速食べよう!」
詩「で、でwa、切り分けまshow~~」
リ「よし、3等分だな!」

(切り分ける音とカチャカチャと皿の音)

リ「よし、キッチリ3等分だ」

レ「今年は無難にケーキが出来上がりました(笑)
  では、みんなで一緒に――」


『いただきまーーす!』


リ「おお、甘さ控えめで大人の味だな!」
レ「やっぱり砂糖は加えなくて正解だったか(笑)
  ……うん、ちょっと手抜きだけど、味はうまいぞ」
詩「――――――!!!」
レ「ん? どうしたんだ?」
詩「お――美味しいでsu……!」
リ「なんだ、泣くほどうまいのか(笑)
  表現が大袈裟だが……去年の味が酷かったからか?」
レ「あれは本当に酷かったもんなぁ……(笑)
  甘すぎて気持ち悪くなったし……」
詩「……飲み物飲み物飲み物――!」
リ「よし、乾杯しよう」


レ「では、乾杯!」
(グラスの軽く触れ合う音)

リ「うん、なかなかだ(笑)」


レ「……という事で、無事にケーキも作れたところで、
  ARCANA RADIO 第23回、今夜は この辺りでお別れです。
  お相手は、レイモンドと」
リ「リーザ」
詩「詩人でsuっ……(涙)」
レ「……で、お送りしました。
  最後までご視聴くださりありがとうございました。
  では、また来週の金曜日、夜8時にお会いしましょう~~」

リ「またな」
詩「また来週でsu~~~~~!
  ――飲み物お代わりくだsai!」
レ「え、そんなに甘くないぞ?」

(水u~~~~! と言う声と共にフェードアウト)





(~何やら爽やかな音楽~)


【終】

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ちょっとしたお遊びコーナーです。
あまり深く考えずにサラッと読んでくださいませ~ m(;_ _)m”

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