【番外編】ARCANA RADIO vol.32

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ARCANA RADIO
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~ お香の話:六種の薫物 ~ (約3,700文字)
出演者:c_raymond_01.jpg c_riza_01.jpg c_tohda_01.jpg




レ「金曜日の夜8時になりました、皆さんこんばんは。
  レイモンドです」
リ「リーザだ。よろしく」
詩「詩人でsu」

レ「さてさて今夜も始まりました、ARCANA RADIO 32回目、
  次元のハザマの某ローカルなキーステーションから
  謎の周波数、収録放送(予約投稿)にてお送りしております。
  今夜もどうぞ最後までよろしくお願いいたします。」

レ「……数えてみたら、
  うちのプロデューサーが
  何やらおかしな『ネット出来ない症候群?』になってから
  うっかり半年も経ってしまいましたが……(汗)
  ぼそ(テレビもダメだそうだ)」

リ「なんと、もう半年も経ってしまったのか……」
レ「本当はもう治っている予定だったらしいんだけど
  今回の波はかなりでっかいみたいだなぁ……。
  どうも6年に1度くらいの間隔で来てるみたいで……」
詩「波があるのですka」
レ「どうやらそうみたいなんだ。
  まだ確実には分からないみたいだけど……。

  さすがに、半年ともなると
  急にプロデューサーどうしちゃったんだろう、とか
  何かまずいことをしただろうか…と、ご心配してくださっている方々が
  おそらく、いらっしゃるのではないかと思うのですが……。

  突然急に起きてしまう発作のようなものらしくて、
  (いつ来るかまだ把握できていないらしい)
  昨年あたりに何かあったから…ではないので、
  どうぞ気になさらないでくださいね。(ぺこり)」

リ「それと、急に遊びに行けなくなったり、新年のご挨拶が出来なかったりと
  ご無礼の数々、すみません。(ぺこり)」
詩「一緒にぺこri」
レ「それで、いま、
  出来ない事を”いけない事”と責めるではなくて
  一旦それを全て受け止めて、不安定になったバランスを取り戻しつつ
  その波が過ぎたらまたやり直せるはず…と言う方向で練習中らしいので
  もうしばらくお時間をくださいませ。

  なんというか……ええと……。
  温かく見守りながら遊びに来てくださっている皆様、
  いつも本当にありがとうございます。


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リ「……で、今日のお題は、この話か?」
レ「いや、なんか、話題を探しているうちに見つけた
  お香の話らしい。」
詩「お香……ですka?」
レ「ああ。
  一時期ハマっていたものの、
  数年前(ブログの立ち上げより前)に急に気力が無くなって寝込んでから
  やっぱりずっと仕舞い込んであったらしいんだけど……」
リ「荷物の中から出て来たわけだな。」
レ「そうらしい。
  出して来たのは今年の初め位らしいけど」
詩「de、どんなものなのですka?」

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レ「これらしいんだが……」
リ「立派な箱だな。」
詩「なんだか立派な紙が付いてますne。」

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(※同じ名前で幾つかのお店から出されていますが、手元の物は鳩居堂さんのお香です >ω< )

リ「レイ、読んでみてくれ。」
レ「いや、これは手持ちの翻訳機でもさすがに……。
  ん? もう1枚小さな紙が付いてるな」
詩「こっちなら読めるかもしれませんne」
レ「なになに……?」

レ「”九百年来三条家に伝わっていた宮中の名香の秘方を、
   明治十年に太政大臣三条実美公より凡て親授を受けました。
   この秘方を家伝の調合法に取り入れて研究を重ね、
   優雅な平安朝風の煉香「梅香」を始め薫物、線香類を製造しています。”
  ……だそうだ。」
リ「なるほどな。秘方を教わって守ってきたという事か。」
レ「平たく言うとそういうことか?」

詩「それde、この箱の中には何が入っているでsu?」
レ「ええと…この中のは「黒方」ってやつらしい。」
リ「(翻訳機をかざしながら)でっかい方の紙に名前が入っているみたいだな」
レ「そうみたいだな。
  どうやら、『六種(むくさ)の薫物(たきもの)』って言う中の
  『黒方(くろぼう)』って言う煉香らしいぞ」
詩「ムクサノタキモノってなんなんでsu?」
レ「ええと……。(カンペを見る)
  プロデューサーの国では昔、
  ”平安時代”って呼ばれていた貴族の時代があるらしいんだけど……。

  その頃の宮中では、
  (それまでは儀式的に使われていたお香を遊びの中に取り込んで)
  自分でお香を調香したり、着物に香りを薫きしめる風習があったそうなんだ。」
リ「へえ。優雅だな。」
レ「元々は魔除けなんかに使われていたみたいなんだけどな。

  …で、それがその当時の一種のたしなみだったらしいんだけど……。
  一人一人、微妙なさじ加減で違う香りにしていたらしくて……
  その香りの出来栄えを競いあったりもしていたらしいな。

  調香の様子なんかは、
  源氏物語って物語の中に描かれていたりするらしいんだけど
  プロデューサーは原作を読んだことはまだないみたいだな。

  で、昔ちょっとお香を調べていた時に見つけた内容によると、
  夜にお目当ての姫君の所にこっそり忍び込んだ時に
  姫の方からすると最初は相手が誰だかわからない訳だけど
  明かりも無い所で香りがふわっと漂って「ああ、あのお方が来た…」
  ……とかなんとか……(棒読み)」
詩「ほほu、ろまんちっくですne~~~」
リ「棒読みで説明されてもロマンの欠片もないんだが(笑)」


レ「……で、そんな時代のお香の中から、現代まで残っている香りの中に
  六種の薫物って言うのが伝わっていたらしい。」
リ「なるほどな。
  で、話からすると、数年前に
  ろまんちっくな香りがどんなものかと買ってみたのか?」
レ「いや、そうでもないらしいんだ。
  ……それに、さっきのろまんちっくな話はそういう時代だった…というだけで
  (ずっと昔の事なのでどこまで正確な情報かはわかりませんが)
  黒方とは直接の関係は無いぞ(笑)」
リ「なんだ、違うのか。」

レ「で……なんでも、物心ついた頃には既に記憶の中にあった
  懐かしい『とある香り』をずっと探しているんだそうだが……。
  探している物が現代風な香りじゃないみたいで、
  平安時代ほどのずっと昔のレシピなら
  なにか手掛かりがあるんじゃないか、と思ったらしい。」

詩「とある香りってなんでsu?」
レ「それが、プロデューサーもなんでその香りを覚えているのか
  サッパリわからないらしいんだけど……。
  地元にあるお寺などの香りや
  元々手元にある物の中には無かったらしくて、

  色々なお香(香木、匂い袋、練香、線香など)を買ってみているうちに
  何となく、神道系か天皇系の香りか……までは分かって来たみたいなんだけど、
  何せ香りとなると、絵にも文字にも出来ないだろ??」
リ「確かに。」
レ「今のところ、明治神宮のお香守りや、仁和寺の線香が近いらしいんだが……。
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  でもまだまだ違うらしくてなぁ……。
  記憶の方もハッキリ「これとこれが入ってる」と判るわけでもなくて
  まだまだ探しているらしい」
詩「探すのも一苦労ですねe……。」
リ「なんとか見つかるといいな」
レ「そうだな。」

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詩「de、中身はどんななんですka?」
レ「さっきから中を見たくてしょうがないみたいだな(笑)」
リ「わたしも中を見たいぞ。
  もったいぶらずに早く開けてくれ(笑)」
レ「じゃあ、開けてみるか……」

(カパッ。)
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(※実際には器を包んである和紙も入っています >ω<; )

リ「……え……これだけなのか??」
詩「す、少ないですne。」
レ「ま……まあ、それだけ有り難いものなんだろうな……。
  ……すでに3粒ほど、消費したりプレゼントしたりしたみたいだけど……
  確かにそれでも箱と比べると少ない…よな……。」
(1/8~1/4粒くらいで部屋中に十分漂います >ω< )



リ「しかし、どうして急にお香なんて出したんだろうか」
レ「ちょうど、お香を使わなくなった(集めなくなった)のが
  6年くらい前だったらしいんだ。
  それで、少しでも
  当時、同じようにおかしくなった理由や、
  回復のキッカケを何か思い出せないかなということと……

  テレビやネットが見られないと、流れる時間が凄く静からしくて
  そんな静かな状態で、
  風の音や鳥の声を聞きながらお香を楽しむのも今は悪くないか……
  & 正月くらいしっかり祝うか、と、ガサガサ引っ張りだして来たらしい」
  (黒方は祝い事の時にも使うらしい)
詩「de、ついでに白檀や沈香、伽羅や 香炉も出して来たのですne」
(鎮静・安静効果があると言われています)

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(左から順に 伽羅・シャム沈香・白檀)

レ「しかし…これだけ並べて見てみると、かなりな道楽もんだよな……(笑)」
(現在は香木の価格が非常に高騰してしまっていて買えません… orz あぅぅ)



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レ「……さて、そろそろ時間がやってまいりました。

  どうしても視覚に頼りがちな現代社会ですが、
  たまには風の音や鳥の声を聞いたり、
  お気に入りの線香やインセンスなどを焚いたり、
  精油などを香らせたりして、
  聴覚や嗅覚を使ってみるのも良いかもしれませんね」
詩「普段は気にして居なかったりしますけdo、
  聴覚や嗅覚って意外と
  知らないうちに精神に作用していたりするんですよne」



レ「……ということで
  ARCANA RADIO 第32回、
  今夜は この辺りでお別れです。
  お相手は、レイモンドと」
リ「リーザ」
詩「詩人でsu」
レ「……で、お送りしました。
  最後までご視聴くださりありがとうございました。
  しばらくの間は隔週でやって行きたいと思います。
  では、また再来週の金曜日、夜8時にお会いしましょう~~」

リ「またな」
詩「またでsu~~~~~」


(~何やら爽やかな音楽~)


【終】

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ちょっとしたお遊びコーナーです。
あまり深く考えずにサラッと読んでくださいませ~ m(;_ _)m”

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